孤独な質問

アパートの屋上でビールを飲んでいた2人で。

ジュース片手に4歳の息子は、返答に困るようなことを言う。

「パパ、人は何のために生まれてきたの?」

「……。」

何のために生まれてきたのだろうか?

何のために生きているのかという質問よりも答えに窮する。

「何のためだろう?」

「教えて。教えて。お願い!」

「……。」

嘘はつけない。

月も僕らを見てるし。

何のためだろう。

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